肩こり・腰痛
漢方では、肩こりや腰痛は、骨・筋肉・組織に「気・血」というエネルギーや栄養が充分に流れず滞ることによっておこると捉え、その原因には、冷えによる血行不良、ストレスによる自律神経の失調、そして漢方でいわれる血の巡りが悪い状態を指す「瘀血(おけつ)」の影響として考えています。また、腰痛に関しては内臓疾患が原因となる場合もあります。
いずれの場合も、運動不足による筋力低下、食生活の乱れ、冷えやストレスなど日常生活に潜む習慣・環境・体質など様々な視点で原因と向き合いながら、健康的な活動に必要なエネルギー・栄養が正常に体内を流れるように症状の緩和や改善に向けた対応が必要です。